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  • 当院の取り組み

認知症サポートチーム

1.認知症の動向

厚生労働省の発表によると2012年現在、認知症患者は462万人と推計されており、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には700万人になると予測されています。富岡地域においても高齢化が進んでおり、認知症になってもその人らしく生活しつづけるために地域包括ケアの確立が急がれます。

当院は地域に根ざした医療施設として認知症ケアの質の向上に取り組んでいます。


2.認知症の看護・ケアの目指すもの

高齢社会を迎え、当院でも認知症や認知症を抱えながら他の病気で入院する患者さんが増えてきています。認知症のケアは、認知症の人に寄り添い、認知症の人もスタッフも笑顔になれることが本来の姿だと考えます。

しかし、病院という集団で療養生活をおくる環境は必ずしも認知症の人に適したものではなく、スタッフもケアに苦慮する現実があります。

スタッフは患者さんにお風呂に入ってほしいと考えても、患者さんは入りたくないと思い、患者さんはうちに帰りたいのに、治療のための入院を余儀なくされています。



そこで当院では、専門の研修を受けた多職種で「認知症サポートチーム」を編成しました。自分の意思を上手に伝えられない認知症の人の思いに寄り添い、認知症の人が本当に必要としているケアを、スタッフと一緒に考えています。
認知症の人の行動を問題ととらえるのではなく、行動には意味があると理解することで、認知症の人の思いに気づき、もてる力に目が向くようになります。このもてる力を発揮できるように支援することが、認知症の人にとって心地よいケアとなり、自尊心が保たれ、その人らしい生き方につながると私たちは考えています。
認知症の人の最善のケアを考え実践することで、認知症の人もスタッフも笑顔になれる医療・介護を目指しています。

3.認知症サポートチームの主な活動

1.各病棟を巡回して病棟スタッフと共に、認知症の人のケアの見直しやカンファレンスを行っています。
2.認知症をテーマにした研修を企画・運営しています。
3.認知症のケアでの困りごとの相談を受けて、アドバイスしています。

医療安全対策

医療安全管理委員会

当院における医療安全管理対策を総合的に企画・実施するため、医療安全管理委員会を設置し、安心・安全な医療提供に向けた努力をしております。


<医療事故防止及び安全な医療提供のための医療安全管理指針>


基本理念
医療事故の未然防止と患者様が安心して安全な医療を受けられる環境を整える。

内容

  1. 報告にもとづく情報収集
    医療事故や医療事故につながる事象が発生または遭遇した場合には、速やかに報告するよう定めています。報告があった場合には、改善に必要な防止対策を作成し、有効に機能しているかの点検・評価を常に行い、必要に応じて見直しを図るものとします。
  2. 安全管理のための指針・マニュアルの整備
    日常診療における危険予知、患者様の安全に対する認識、事故を未然に防ぐ意識などを高めるため、職員に周知しております。
  3. 医療安全管理のための研修
    研修計画を作成し、全職員を対象とした医療安全管理のための研修を定期的に実施しております。研修では、医療安全管理の基本的な考え方、事故防止の具体的な手法等を全職員に周知徹底することを通じて、職員個々の安全意識の向上を図るとともに、当院全体の医療安全を向上させることを目的としております。

医療安全管理委員会チーム
当院では、医療安全管理委員会メンバーでチームを構成し、患者様や医療に携わる医療従事者だけでなく、ご面会の方やご訪問されるお客様、地域のみなさん、すべての方々に安心・安全を提供する環境を整えています。


チームの活動内容

  • 広報チーム:各チームの活動、連携している部分を院内Webを活用して職員に伝達しています。
  • ラウンドチーム:指摘・注意をするためのラウンドだけではなく、希望する現場もラウンドを行い、安全で快適な環境の提供に努めています。
  • レポートチーム:レポートに対して委員会でディスカッションおよび分析をし、その結果を現場にフィードバックし、対策の立案・導入・評価を実施しています。
  • マニュアルチーム:現場の意見を吸い上げて、実施することができるマニュアルの新設・改訂を実施しています。
  • 研修チーム:医療安全が管理に必要とされる情報を常に把握し、全ての職員を対象にした研修を開催しています。
  • 老健せいもうチーム/ミドルホーム富岡チーム
    施設間で情報を共有し、より安心で安全な医療・介護の環境の提供に努めています。

医療安全管理委員会からのお知らせ

  • 防犯カメラの設置について
    犯罪行為の予防や証拠保全を目的として、施設内の各所に防犯カメラを設置しております。あらかじめご了承ください。
  • 院内暴力や迷惑行為の対応について
    医師、看護師など職員に対して暴言・暴力・威嚇・その他迷惑行為などをされた場合、
    適切な診療行為が出来なくなります。そのような場合は、診療時に相談員や事務職員が
    立ち会い、時には警察に通報することもあります。